フロー・ライダー、音楽NFTの「E-NFT」設立、新曲をNFTで配信

ヒップホップアーティストのフロー・ライダーは音楽スタートアップ「Emmersive Entertainment」を立ち上げました。ここでは、アーティスト向けにNFT型音楽ストリーミング・プラットフォーム「E-NFT」の開発を行っており、楽曲の配信に加えて、NFT化された様々なコンテンツを売買できるプラットフォームです。アーティストは音楽やコンテンツの権利を自ら所有でき、NFTの価格設定も自由に決められます。ファンは1ドルからNFTの購入が可能で、アプリやウェブからアーティストの作品にアクセスできます。ヒップホップアーティストのTory Lanezが最新アルバム『WHEN IT’S DARK』をE-NFT限定で配信し、ファンに直接的な音楽体験を提供しました。E-NFTで配信された作品は、新興動画共有アプリ「Lomotif」でのプロモーションも展開されました。シンガポールのスタートアップ、Lomotifは月間アクティブユーザー3100万人以上を抱えるまで成長しており、7月にユニバーサルミュージックがグローバル・ライセンス契約で合意した注目の動画アプリ。Emmersive Entertainmentは、Lomotifの株式を保有する投資会社Vinco Venturesと資本関係にあり、企業間のシナジー効果も生み出しています。