Spotifyがどれだけ国別に聴かれているのか? 多くのプラットフォームと同様、同社は国単位でのアクティブユーザー数を発表していません。
ですが、音楽ストリーミングサービスの膨大な再生数や再生時間を作る、熱狂的な音楽ユーザーがいることで知られる、特定の国や地域はすでに見えてきています。そして、Spotifyにとって、世界の音楽ストリーミング市場でもメキシコは、再生数を生み出す上で大きな影響力を持つ国であることは、これまでも知られてきました。
メキシコのリサーチ会社The Competitive Intelligence Unitが発表したレポートによれば、Spotifyはメキシコの音楽ストリーミング市場では、アクティブユーザー数で80.7%のシェアを占めていると推測しています。
同レポートでは、メキシコ2位のサービスはYouTube Musicで5.1%。3位はApple Musicで4.5%。4位はAmazon Musicで2.8%と続き、その他のプラットフォームが6.9%を占めると報告されました。
Music Allyが公開する国別レポートで、メキシコの音楽市場についてワーナーミュージック・メキシコの社長Tomás Rodríguezは、2000万人のメキシコ人が音楽ストリーミングサービスを利用している、と答えています。
一方、Deezerもメキシコでは2020年夏にアクティブユーザー数が20%アップしたと報告しています。これらの数値を見ると、ラテンアメリカでのストリーミング人気が引き続き拡大していることを示しています。