オーストラリア出身のインディーアーティスト、シンガーソングライターのコートニー・バーネットは11月にリリース予定のアルバム『Things Take Time, Take Time』のシングルを使って、ファンがリリース前に楽曲をより深く知る仕組みをサイトで公開しています。このアルバムローンチのティザーサイトでは、収録されるリードシングル3曲のステムデータを使って、トラックをドラム、ベース、ギター、シンセ、ボーカルなどをステムデータを組み合わせて楽しめる「Stem Mixer」が体験できます。
サイトでは、シングルトラック別のステムをフェーダーを使って出力具合を調整したり、 ソロやミュートにしたり、ループを自作することもできます。ストリーミングサービスではミックス済みの音源しか聴くことができないので、ファンにとっては各パート別の音源を目の前でDIY感覚で聴ける貴重な体験になりそうです。アルバムローンチ前にシングルを告知したりティザーを投稿したり、Pre-addやPre-saveを行うことに加えて、楽曲をキッカケにエンゲージメントを高める方法は他のコンテンツでも実験できそうです。