NFTを活用した音楽マーケティングの取り組みが、音楽業界内で始まっています。
カリフォルニア出身で21歳のシンガーソングライター、Arden Jonesは、連続配信するEPシリーズ「age tape」の最新版「age tape 6」のPre-saveキャンペーンでNFTアートをファンに無償提供する施策を行っています。最新EPをPre-saveしたファンには、Jonesのクリエイティブ・ディレクターであるSJ Sprengがデザインしたアートを用いたNFTを入手できる取り組みです。
今回のマーケティング・キャンペーンは、Jonesのレーベルで、アトランティック・レコードとのジョイント・レーベルでもある「vnclm_」と、Web3の企業「unsha.pe」の協力によって実現しています。取得したNFTは今後、独占コンテンツやプロジェクトと連携する予定です。
2021年から本格的なリリースを開始したJonesは、2022年に入り、EPを戦略的に毎月配信しています。配信とSNSを活用したキャンペーンは徐々にファン獲得に繋がっており、Spotifyでのリスナー数も150万人に迫る勢いで成長。TikTokではすでに28万人以上のフォロワーを獲得しています。