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中国の音楽ストリーミングサービスNetEase Cloud Musicの最新の業績が発表されました。親会社のNetEaseは2021年12月に音楽事業を運営する子会社Cloud Villageを香港で上場させ、グループ内の音楽サービスの再編を進めてきました。

2021年第4四半期の純収益は前年同期比23.9%増の19億元。日本円で約346億円になりました。粗利益率は4.1%。

通年では純収益が前年比42.9%増の69億元(約1257億円)。

収益面で顕著な伸びが見えた一方、NetEase Cloud Musicのリスナー数はそれほど増えていないことは課題です。

2020年から2021年で月間アクティブユーザー数の伸びはわずか1%程と伸び悩みが感じられます。同サービスのアクティブユーザー数は、2018年で1億510万人、2019年で1億4720万人、2020年で1億8400万人いることが、2021年9月に開示された資料で明らかになっています。

NetEaseでは音楽サービスの強化ポイントとして、インディペンデントアーティストの支援を掲げており、2021年末までに同サービスがサポートしてきたレーベル契約をしないアーティストたちの数は40万組以上にのぼったと述べています。