世界的な人気ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)を運営するRiot Gamesは、ゲーマーコミュニティをターゲットにした独自の音楽ビジネスを進めています。
自社開発したバーチャルアーティスト「K/DA」の成功から発展した同社の音楽レーベル事業「Riot Games Music」は、最新のコンピレーション・アルバム『Sessions: Star Guardian Taliyah』の配信を始めました。29曲の同アルバムは、SpotifyやApple Music、Amazon Musicなど主要なストリーミングサービスで全世界のリスナーに届けられ、今作では世界中から16組のアーティストが楽曲提供しています。
Riot Games Musicの3作目となる本コンピレーションは、音楽を乗せた動画を配信したいYouTuberやTwitchストリーマー、ゲーム実況者、動画クリエイターが著作権侵害で動画削除に直面しないように、事前に許諾取得済の仕様で楽曲を配信します。動画配信でこのコンピレーションの楽曲は無償で利用できます。Riot Games Musicは動画クリエイターや配信者が安全かつシンプルに音楽を動画に使えるよう、ガイドラインを公開していますので、動画クリエイターとの向き合い方や楽曲提供を考えているレーベルや業界関係者はぜひ参考にしてみるのはいかがでしょうか?
Riot Gamesによれば、前作までのコンピレーションはこれまで主要なDSP上で再生数4300万回以上を獲得しているとのことです。