中国テクノロジー企業のバイドゥが、自社音声アシスタントのDuerOSに関する新たな数値を発表した。
DuerOSのユーザー数は現在4億人いるとのこと。今年1月には、DuerOSは2億台のデバイス上で使用されていたと発表されており、これは、DuerOSのユーザー・ベースが倍増したことを示唆する。(一月の時点ではデバイス数、今回はユーザー数という単位で数値が発表されたため、「示唆」という表現にとどまる。)
今回の数値は、バイドゥが「Xiaodu」シリーズとして、新たに三つのスマートスピーカーを公表したのに伴い、発表された。これらのスピーカーはすでに好成績を収めている。調査会社のCanalysによると、バイドゥは2019年第1四半期、スマートスピーカー出荷台数において、世界第3位となったという。ちなみに、1位はアマゾンで460万台、2位はグーグルで350万台、バイドゥが3位で330万台の出荷台数だったとのこと。
バイドゥによると、バイドゥのスピーカーでは、現在2千を超える「スキル(※スマートスピーカーにおけるアプリのこと)」が利用可能であり、さらにその数を増やすため、DuerOSの開発者サポートを取り入れる努力を進めているという。