アーティストや音楽企業がNFTの流行に乗り始めている中、音楽フェスティバルのプロモーターもこの領域に進出してきました。
アメリカの代表的な大型フェスティバル、コーチェラ・フェスティバルは、仮想通貨取引所FTX.USと協力して、「コーチェラ・コレクティブ」NFTをローンチしました。
このプロジェクトはSolanaブロックチェーン上で構築され、環境面に十分に配慮していることをオーガナイザーは主張しています。NFTクリエイターへの利益還元はもちろん、収益の一部はGiveDirectly、Lideres Campesinas、FIND Food Bankなど慈善団体へ寄付されます。
コーチェラ・コレクティブは3つのコレクションで構成されます。
・「コーチェラ・キーズ・コレクション」2022年2月4日からオークションされたコーチェラ・フェスティバルへの生涯パスを含む10個のNFT。
・「サイツ・アンド・サウンズ・コレクション」 フェスティバル会場であるカリフォルニア州インディオのポロ会場のアートワークや写真、サウンドスケープをNFT化し1個あたり6ドルの価格で1万個発売
・「砂漠リフレクション・コレクション」過去のコーチェラ・フェスティバルのポスターをNFT化。コーチェラの写真集を含めて1個あたり180ドルで1000個発売
2月1日に、コーチェラ・フェスティバルの公式TwitterでNFTプロジェクトが発表されました。フォロワーからは懐疑的な意見と、新しい技術的な取り組みを歓迎する意見に分かれています。