中国で史上最大規模のオンライン音楽業界イベント「International Indie Music Season(IIMS)」が初めて開催され、「世界の音楽業界と中国が出会うためのプラットフォーム」となり、数百万人の音楽ファンと業界専門家が視聴することが見込まれている。 2020年7月17日から3カ月間にわたって開催されるIIMSでは、最初の3日間でオンラインパネル、プレゼンテーション、音楽パフォーマンスが行われ、世界の音楽関連企業が集まり、意見交換を行うためのプラットフォームが提供される予定だ。
Music Ally Chinaもイベントの公式パートナーとして参加している。Music AllyのCEOであるポール・ブリンドリー氏、Music Ally Japanのジャーナリストであるジェイ・コウガミ氏、同じくMusic Ally Japanのコマーシャル・アドバイザーである山崎 卓也氏も講演やパネルに参加する予定となっている。
また、Music Ally Japanのメール配信スポンサーである先進的な音楽技術企業MQAが、本イベントの主要な海外戦略パートナーを務め、同社CEOのマイク・ジェバラ氏は「音楽のイノベーションを促進するテクノロジーとライフスタイルのトレンド」というタイトルで、7月19日にパネル・ディスカッションを開催する。
イベントで他に取り上げられるテーマには、世界的なトレンド、著作権と保護、運用と開発、文化、テクノロジー、メディアなどがある。Twitchのアリソン・トイ氏、ヨーロッパのインディーズ団体であるIMPALAのヘレン・スミス氏、Tencent Musicianのレイ・ワン氏、アリババ・グループ傘下Xiami(蝦米音楽)のロン・ジー氏、アーティストのmxmtoonとYehaiyahan、レコード・レーベルTommy Boyのロージー・ロペス氏などの講演も決まっている。
Music Ally Chinaのパートナーでもある主催者のKanjian Musicは、本イベントをYouTube、フェイスブック、Twitch、Periscope、その他中国配信サービスを含む多数のチャンネルで配信予定とのこと。日本からでも視聴可能な本イベントは、中国および世界の音楽業界情勢を知る上でも、視聴必須だと言えるだろう。