グーグルは近年、音楽業界における多様性への取り組み、特にこれまで業界で軽視されてきた人々の活躍を資金援助していることで知られています。これまでにも「#YouTubeBlack Voices」をはじめ、YouTube Musicの「Recharge Fund」、Music Managers Forum(MMF)のアクセラレーター・プログラムの支援などを行ってきました。
最新の取り組みとして、モータウン・レコードと共同で「The Motown Records クリエイタープログラム Supported by Google」を立ち上げました。このプログラムでは、才能ある次世代の女性コンテンツクリエイター、ビデオグラファー、クリエイティブ・プロデューサー/ディレクターを発掘し、援助するプログラムです。選出された人はモータウン・レコードのアーティスト、経営陣、スタッフとのコラボレーションが約束されます。また参加者には10,000ドル(約120万円)の資金援助を行います。プログラムは5カ月に渡り、モータウン・レコードがコミッションするプロジェクトに参加し、レーベルにクリエイティブを提供していきます。
モータウン・レコードの会長兼CEOのEthiopia Habtemariamは「多様性あるコンテンツと、世界を繋がる文化的イノベーションを創出する、活動的な女性とのパートナーシップを楽しみにしています」と述べます。