ワーナーミュージック・グループは、ディストリビューション、レーベル／アーティストサービスを提供するADAのアジア統括責任者に、サラ・イスマイル (Sarah Ismail) がADAアジアのマネージング・ディレクターに就任する人事を発表しました。
同氏は、暫定的にワーナーミュージック・フィリピンのマネージング・ディレクター職も兼任します。
ADAは、世界各地でサービスの強化、契約拡大を続けています。新しいディレクターの就任はアジアでの展開に加えて、ADAアジアとグローバル・ネットワークの強化において重要な役割を担います。
ADAは、専任チームをアジア各地に展開し、ローカル市場でのプレゼンス拡大を図ってきました。
日本ではバンダイナムコ、カンボジアのBaramey Production、インドネシアのDPM、ベトナムのYin Yang Media、Rap Vietなど、ローカル企業とディストリビューション契約を結んできました。
イスマイルは2019年にワーナーミュージックに入社し、グレーターチャイナ及び東南アジアの地域マーケティング・ディレクターに就任しました。その後、ワーナーミュージック・フィリピンを統括するマネージング・ディレクターに就任し、WMGのグローバル・アーティスト戦略のローカライズや、ローカル新人アーティストのブレイクに貢献してきました。
ADAでは、ベトナムでのサービス展開を強化するため、レーベル・マネジャーに、トゥアン・トラン (Thuan Tran)が就任します。
同氏はベトナムの大手音楽ストリーミングサービスのZing MP3で実績を積んできました。今後は、ADAのベトナムでのローカル・アーティストの発掘、契約、グローバル展開を支援していきます。