インディペンデント・レーベルやディストリビューターのデジタル音楽ビジネスにおける収益拡大と成長を支援している、ライツエージェンシーのMerlinは、新たな取り組みとなる「Merlin コネクト」を発表しました。
これは、厳選されたスタートアップや新興プラットフォーム企業が、高品質なインディーズ音楽カタログにアクセスし、合法に楽曲利用をライセンスできるプログラムです。
Merlinメンバーのレーベルやディストリビューター、アーティストは、スタートアップやプラットフォームからの楽曲利用からライセンス収入を得ることができるため、さらなる収益機会の増加に期待が高まります。
長年にわたって、インディペンデント・レーベルやアーティストの多くは、スタートアップや比較的新しいSNSアプリなどへ、楽曲カタログをライセンスする機会が多くありませんでした。その理由は、複雑なライセンス処理や契約、企業と関係を維持する人材の不足など、多くの課題が山積したままでした。
また、多くの場合、アプリやサービスの立ち上げ時には、ユーザー獲得を目指すあまり、楽曲カタログやコンテンツがライセンス契約無しで使用され、収益分配が行われないことも多発してきました。
Merlin コネクトは、スタートアップとメンバー企業の双方に対して、楽曲ライセンスの条件とプロセスを明確化します。
スタートアップが同プログラムに参加するには、Merlinへの申請が必要です。
Merlinは、メンバー企業に対して、音楽の公平な価値の訴求、独自のマーケティングの機会、プラットフォーム企業との関係構築を提供していきます。
これによって、レーベルやディストリビューターが、スタートアップやプラットフォームとコラボレーションする機会を増やし、楽曲収益化を確保し、より多くの人へ音楽をリーチさせるための手段を創ります。