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日本や韓国、台湾をはじめ、世界中の音楽クリエイターと、世界中のレーベルや企業をつなぐマーケットプレイスを運営し、音楽制作におけるコラボレーションの効率化を実現している、東京を拠点にする「SURF Music」が、新たにフリーミアムプラン「SURF Freemium」をローンチしました。新しい無料プランのユーザーは、同社が提供するクリエイター向けサービス「SURF Sessions」の利用が可能になりました。

SURF Sessionsでは、国内外のクリエイター同士でコラボレーションする機会が、レーベルや音楽出版社と契約せずとも得られます。これまで楽曲制作で課題だった多言語コミュニケーション、クラウド上の楽曲データ管理なども、簡単に実現できます。参加するユーザークリエターは、SURF Sessionsに楽曲のアイデアや、未発表デモ音源、ステム、歌詞データ、スプリットシート、タグ付けされたジャンルやムードなどを検索する機能を使って、情報共有や制作のプロセスにおける障壁を軽減してくれます。参加できるコラボレーションの数には制限がありません。音楽キャリアの浅いクリエイターやアーティストは、コラボレーターとのネットワークを開拓する機会を探索できます。

SURF Musicの料金形態は、無料プランのSURF Freemiumに加えて、月額4.99ドルのSURF Starter、19.99ドルのSURF Plus、49.99ドルのSURF Proが提供されます。上位プランでは利用可能な機能やストレージ容量、クリエイティブブリースの数などが増やせます。プラットフォームを通じて発生する取引の収益は100%クリエイター側に還元されます。

これまで様々な機能の追加、業界からの高い注目を集めてきたSURF Musicは、無料プランを提供することで、インディペンデントアーティストやクリエイターがコラボレーションを通じて世界規模で繋がり、楽曲制作する機会をさらに拡大させる、という戦略を加速させます。

現在、SURF Musicは、世界27カ国から900人のクリエイター、400人のA&Rが参加するユーザーネットワークを有しています。今年に入って、日本からのレコード会社の参加も増えており、ユニバーサル ミュージック ジャパン、ソニー・ミュージックレーベルズ、フジパシフィックミュージック、Avexが参加を発表しました。SURF Musicを利用して実現したコラボレーション楽曲では、イギリス、韓国、日本、スウェーデンのクリエイターが制作に参加したSUPER★DRAGONのデビューシングル「New Rise」「Breakdown Anthem」があります。