エイベックスは、動画やUGCで使用される音楽の収益化を支援するOrfiumと、YouTubeからの収益を拡大させるための企業提携に合意しました。エイベックスとOrfiumの取り組みは、アジアのレコード会社では初めての契約となります。
Orfiumは独自のAI技術を活用して、エイベックスのYouTubeで配信する楽曲カタログの管理を最適化し、動画やUGCから権利者やアーティスト、作曲家に対する収益還元を向上させていきます。
これまでメジャーレコード会社や音楽出版社、映像制作スタジオ、著作権管理団体などをクライアントにしてきたOrfiumは2022年、Orfium Japanを設立。需要の高まる動画消費やUGC生成の領域からの収益化と還元を目指す音楽業界に対してソリューションを提供しています。
同社CEOのロブ・ウェルズ(Rob Wells)は、「日本市場におけるUGCの成長規模は驚異的で、エイベックスのテクノロジーパートナーに選ばれたことは、私たちのサービス内容と技術力が評価された証拠です」と述べています。
Orfiumは、今年4月、英国のPRS for Musicと連携して、アフリカ地域で配信するPRSのライセンス楽曲の権利管理と収益拡大の取り組みを発表しています。