つい先日、ワーナー・ミュージック・グループは、新型コロナウイルスの感染拡大および世界的な株価下落を受け、IPOを見送る決定をしたが、最近、ユニバーサル・ミュージック・グループも新規上場の計画を明かしており、今度は、K-Pop大手のBig Hit Entertainmentも新規上場に向けて計画を進めているようだ。
ロイターによると、BTSが所属するBig Hit Entertainmentは現在、IPOを処理する銀行および証券会社を選び終えたところだという。JPMorgan、NH Investment and Securities、Korea Investment & Securities、Mirae Asset Daewooが、Big Hit Entertainmentを最大50億ドル(約5,368億円)と評価するIPOの枠組みに参加しているという。
IPOのニュースはBig Hit Entertainmentが最新の財務結果を発表した直後に報道されたが、まだ公式には確認されていない。Big Hit Entertainmentの2019年における売上高は、前年比の二倍となる4億9,400万ドル(約530億4,500万円)となり、営業利益は8,200万ドル(約88億500万円)となった。
ちなみにBig Hit Entertainmentの成長を促進するBTSは、デジタル・プラットフォームにおいて、圧倒的な人気を見せている。BTSの最新ミュージック・ビデオである「’ON’ Kinetic Manifesto Film : Come Prima」は、2月21日に公開されてから24時間で4,650万回再生され、YouTubeの24時間デビュー記録5位となり、現在までに1億1,100万回以上再生されている。