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日本のJASRACも加盟する、世界の著作権管理業界団体である「著作権協会国際連合」(CISAC)は、新たに「AllTrack」を米国で4番目となる著作権管理団体として承認しました。

これによって、AllTrackは、ASCAP、BMI、SESACに続いて、米国の著作権管理団体 (PRO、Performance Rights Organization)となります。

AllTrackは、インディーズの音楽企業に特化したフルサービス型のPROとして、2017年に設立しました。

これまで、楽曲利用の報告や、ロイヤリティの分配などを円滑化する、独自のテクノロジーの提供で、ノーダウト、キース・アーバン、トラヴィス・バーカー、Soulja Boyなど、世界的なアーティストやソングライターの権利管理を行ってきました。本社はロサンゼルスにあり、ニューヨークとナッシュビルに拠点を置きます。

同社は、引き続き、作詞作曲家や音楽出版、権利者に対して、著作権管理と収益化サービスを提供します。

承認後の取り組みの一貫として、CISACメンバーが利用する世界共通の情報システム・ツールと、AllTrackの連携が実現します。

これにより、世界中の著作権団体は、AllTrackと直接アクセス出来るようになります。

CISACは、フランスに本拠地を置く、世界規模で音楽クリエイターの権利保護を行う非営利団体。

加盟団体は、116カ国以上、227以上に及び、団体同士が情報交換しながら、自国の音楽業界に対して最新情報を共有するためのネットワークやリソースを提供しています。