イギリスの音楽スタートアップ「Lickd」(リックド)は、動画で利用された楽曲の使用料を支払うライセンスサービスをクリエイターや企業向けに提供している企業です。

これまでLickdは、ワーナーチャペルやワーナーミュージック、ユニバーサルミュージックやユニバーサルミュージック・パブリッシング、Merlinなどとライセンス契約で合意して、楽曲を配信しているアーティストや権利者が、第三者の動画やUGCから収益を得る手段を広げています。

Lickdが発表した新しいパートナーは、StreamLabsとの連携です

Streamlabsを使う動画実況者は、Lickdでライセンス許諾された楽曲ライブラリーへアクセス可能になります

このパートナーシップによって、動画クリエイターは著作権侵害のリスクなく楽曲利用でき、TwitchやFacebook、YouTube、Instagram、TikTokなどへ動画実況が出来るようになります。

Lickdのポール・サンプソンCEOは「私たちはStreamlabsと協力して、ライブ配信で使用するための事前認証された楽曲ライブラリーを動画実況者向けに提供できることを嬉しく思っています。Streamlabsの素晴らしい技術と、成長著しいビジネス・パイプラインは、配信者から信頼される音楽プラットフォームとして成長中のLickdの評価と繋がります」と述べています。

Lickdは現在、13万人以上のユーザーと、100万曲以上の楽曲カタログをライブラリーに保有していることを明らかにしています。楽曲を使いたい動画クリエイターのニーズを満たすことが出来れば、Lickdのユーザー数も増え、それに伴い、楽曲をライセンスするアーティストの収入源の拡大にも繋がっていきます。