Luminateがアメリカで実施した調査によれば、毎週ポッドキャストを聴くリスナーの28%は音楽スーパーファンで、これは一般人口と比較して40%も高い数値です。これは、音楽ファンダムとポッドキャストに高い親和性があり、音楽再生やグッズ消費に繋がるチャンスがあることを示唆しています。

Luminateによれば、ポッドキャストリスナーの52%が音楽サブスクリプションの利用者でした。また、音楽プラットフォームを選ぶ際、ポッドキャスト利用ができることを重視する人が70%を超えました。CDなどのフィジカル形式の音楽商品の購入も27%高く、またライブ音楽イベントへの参加率も62%高く、ポッドキャスト・リスナーは音楽への関与度が非常に高い層であることが見えてきました。

SNSなどを通じて自分の好みの音楽を波及させる割合も、他の人よりも高いことが分かりました。ポッドキャストリスナーの新しいアーティストや音楽を積極的に発掘する傾向が高く (+30%)、友人のライフスタイルや音楽の好みに影響を与えているのは41%と、一般層と比べて32%高いことから、音楽を人に伝えるインフルエンサーやトレンドセッターとしての役割を果たしています。