NexToneは、アメリカの著作権管理サービス大手のBMI、Exploration Groupと、米国での著作権徴収の契約で合意しました。
BMIは、アメリカの作詞作曲家、音楽出版社が、著作権管理で契約する、演奏権管理団体 (PRO)最大手の一つ。ASCAP (米国作曲家作詞家出版者協会)と並ぶPRO団体として、130万人以上の作詞作曲家、2,240万曲以上の楽曲の権利を管理しています。BMIを通じて、ライセンスされた楽曲の使用料が徴収され、作詞作曲家や音楽出版社に収益が分配されています。
今回の契約によって、NexToneは、アメリカの著作権管理企業と直接契約を結ぶこととなりました。
これにより、同社が管理する作品の米国での楽曲利用からの著作権使用料を効率化出来るようになります。
また、NexToneは、YouTubeで視聴される動画からの著作権使用料の直接徴収において、徴収地域を拡大し、全世界からの徴収が可能になったことも発表しました。
NexToneでは、今回結んだ新たな契約によって、同社と契約するクライアントに対して、新たなメリットを提供することが狙いです。
具体的には、アメリカで使用された楽曲に対して、著作権者への使用料分配のスケジュールの早期化、アメリカ現地の楽曲使用の実績に関する情報の提供、さらには、YouTubeからの収益分配の早期化、そして、YouTubeの全世界規模での利用実績に関する詳細なデータの取得が可能になります。