メジャーレーベルやインディペンデント音楽企業向けに、カタログ楽曲やメタデータの運用管理を行う、バックオフィス業務プラットフォームを提供するOpenPlayは、楽曲配信や動画配信に対応したディストリビューション兼収益化サービス「OpenPlay Reach」を立ち上げました。同サービスは2025年Q2に開始予定で、レーベルや音楽出版社向けに提供されます。

利用企業は自社のカタログ楽曲の配信方法が、アーティスト単位、作品単位、またはレーベル単位で柔軟に選択できるようになるため、音楽企業の課題である膨大なカタログ楽曲の管理と、ストリーミングからの収益化に向けて、作業コストの削減や人員の最適化が実現できます。OpenPlayを利用する企業には、ユニバーサル ミュージック グループやワーナーミュージックグループ、BMG、Concord、HYBE、Netflix、ディズニーミュージック、Big Machine、MNRKなどが含まれ、世界中の3,000社以上のレーベルや出版社が同社のソリューションを採用しています。

先日、来日したOpenPlayの共同創業者兼チーフ・クライアント・オフィサーのエドワード・ジニス (Edward Ginis)は、「OpenPlay Reachが新たなツール提供に加わることで、権利者が自社のコンテンツ管理において完全な主導権を持ち、資産管理の意思決定で独立性を与えるという私たちのビジョンがさらに前進します」と述べます。OpenPlayでは新サービスの運営統括担当として、Dubset MediaやPexなどの重要職を努めてきたボブ・バルビエール (Bob Barbiere)が上級副社長兼ゼネラルマネジャーに就任しました。

OpenPlayは以前から、SpotifyやApple Musicなど主要なDSPへの楽曲配信を行うディストリビューション機能を提供してきました。同社のプラットフォームは、グローバルDSPへの楽曲納品と収益化に必要なデータや素材、権利情報を一元管理する仕組みが備わっています。ストリーミングでカタログ楽曲の収益増加が進む音楽企業では、配信や収益化に求められる業務の自動化が進んでおり、複雑なカタログ楽曲や動画のデータ管理を一元的に処理するプラットフォームは大幅なコスト削減に繋がると期待されています。