
アメリカ人シンガーソングライターのセレーナ・ゴメスとベニー・ブランドが、3月21日にリリースしたコラボレーション・アルバム『I Said I Love You First』は、配信前から多くの話題を集め、SNSで数多くのコンテンツやUGCが拡散されていました。二人は、アルバムのプロモーションの一環で、スマートリンク・ツールのLinktreeと連携して、ファンに期間限定のコンテンツを提供する施策を展開しました。
Linktreeは、アルバムをモチーフにした限定の背景壁紙を作成し、ユーザーが無料でアルバムリリース前日から自身のプロフィールに追加できるようにしました。アーティストも二人揃って同じ壁紙を使ったLinktreeページを公開しています。背景画像はクリック可能で、ファンがより能動的にアルバム体験に参加し、アーティストとのエンゲージメントを維持できるよう設計されています。Linktreeページでは、アーティストが紹介する限定グッズの紹介もあり、統一されたアルバムのストーリーと世界観を体験できます。
Linktreeはデジタル空間でのコラボレーションに加えて、アルバム・プロモーションのビルボードもニューヨーク・タイムズスクエアで展開して、アルバムの認知拡大を現地ファンと共に盛り上げます。
セレーナ・ゴメスは、Linktree上で最も閲覧されるプロフィールの一人で、彼女自身も長年のLinktreeユーザーでした。彼女のSNSプロフィール欄のトップには、ホームページなどよりも上位にLinktreeのリンクが設置されています。また、彼女のファンが開設した多数のファン・アカウントのうち、100以上がLinktreeを利用するなど、ファンの間でもLinktreeの認知が定着しており、プロフィールページを通じた高いエンゲージメントが維持されてきました。こうした背景があったため、Linktreeとのコラボレーションは、デジタル戦略やマーケティングにおいて、彼女のファンにも自然と受けいられる取り組みでした。