SoundCloudは、モバイルアプリのデザインを刷新し、フィード内に楽曲が縦型コンテンツ形式でレコメンドされる「ディスカバー」タブを一般公開しました。
フィードをタップすると、縦型のアートワークまたはプロフィール画像が表示され、ユーザーは楽曲を30秒プレビューでき、コメントやお気に入り登録、シェアができます。表示順序は、ユーザーの再生に応じてパーソナライズされます。
新しいフィードは、TikTokやInstagramリール、Spotifyのディスカバリー・フィード、YouTube Musicのサンプルに共通するデザインです。
これは、ビジュアル重視の縦型コンテンツが、現代の音楽アプリにおけるレコメンデーションのトレンドで、主流となっていることを示しています。
SoundCloudは新しいフィードが「この形式が、以前は考えられなかった音楽の発見に革新をもたらす可能性を開く」と自社のブログで述べます。
これまで、フィードの役割は、フォローするアーティストの最新情報を確認したり、ユーザーがRepostした楽曲を知る、といった「通知」の側面が強くありました。新たなフィードでは、新しい音楽の「発見」に焦点が置かれます。これまでと同じ、フィードを使う場合は、「フォロー」タブを見ることができます。
SoundCloudで配信するアーティストも、新たなフィードを活用できます。30秒プレビューの箇所は、アーティストが選択可能です。また、フィードに非表示にすることもできます。アーティストがプレビューを設定しなかった場合は、SoundCloudがAIを用いて自動的に生成します。