韓国における5人に1人程度が現在、音楽ストリーミング・サービスに加入しており、同国における音楽および音楽産業の黄金時代は衰える兆しをほとんど見せていない。
最近の業界予想によると、韓国における全ての国内および国際プラットフォームにおける有料音楽登録者総数は、2018年末の約850万人から、現在では1千万人をわずかに上回ったことが示唆されている。ちなみに韓国の人口は5,100万人だ。
一方、韓国の情報源によると、2018年のストリーミング売上高は13.7%増の3億2,930万ドルとなり、同年の録音原盤総売上高が17.9%の伸びを記録するのに貢献したとのこと。
ワーナー・ミュージック・コリアのCEOである、クレイトン・ジン氏は、韓国におけるストリーミングの量は依然として大きく増加しているが、政府はサービスの最低価格がインフレを考慮して設定されるようにしていると述べている。
「ますます多くの多様な音楽ジャンルとスタイルの素晴らしいアーティストが、グローバル・スターになることを夢見て、韓国市場に参入しており、こういった手に余るほどの才能が、録音原盤売上高の成長を促進する、重要な要因となっていると思います」とジン氏はコメントしている。