Spotifyは、J-POPをはじめ様々なジャンルの日本人アーティストの楽曲を世界に向けて訴求する目的のプレイリスト「Gacha Pop」に関する数値を公表しました

Spotifyによれば、2023年5月に始まった同プレイリストは、これまで38万回以上「保存」されました。人気ある地域は、アメリカ、メキシコ、イギリス、フランス、インドネシアで、特にZ世代のリスナーに支持されていると、Spotifyは述べています。

Gacha Popで好調なアーティストでは、藤井風、Ado、YOASOBI、新しい学校のリーダーズ、imase、HANABIE、BAND-MAIDの名前が挙げられています。

特に高い人気を集めるジャンルにはボカロ楽曲で、この分野の代表としてYOASOBIや、雄之助の「Intergalactic Bound」、DECO*27の「Rabbit Hole」が紹介されています。「Rabbit Hole」は、同プレイリストで最もお気に入りが多かったボカロ楽曲でした。

Spotifyは、vTuberの星街すいせいが、「ビビデバ」の再生数がGacha Pop追加された後、世界的に注目が上がり、3000万回以上の再生を記録するまで成長したことを紹介しています。

星街すいせいは、楽曲が世界で支持される理由として「海外でライブを行う際、英語よりも日本語で歌う方が、ファンが喜ぶことが多いです。私たちが外国語の歌詞をかっこいいと感じるように、彼らも日本語をクールと感じているようです」と語っています。