Spotifyが、プレイリスト関連で、新機能を始めました。Spotifyユーザーは、アプリ内で自分だけのオリジナルなプレイリスト用カバーアートが作成できるようになります。
同機能は、世界65カ国で利用が始まり、フリーとプレミアムどちらのユーザーも利用できます。ユーザーは、アートワークを作成したい自分のプレイリストの画面で、三点リーダー・メニューをタップし、「カバーアートを作成」を選びます。編集画面では、写真や画像のアップロードに加えて、背景色やテキスト効果、グラフィック、ステッカーなどが自由に追加可能になります。パーソナライズしたアートワークを作成し、SNSでファン同士でシェアすることも可能になります。
Spotifyは新機能の開始に併せて、Jun Ioneda、Sam Lyon、James Marshall、Shivani Parasnisなど、一部のデジタルクリエイターやビジュアルアーティストが作成したオリジナルのステッカーも提供します。こうしたビジュアルツールの提供は、最近アーティスト間で人気の、SNSでシェアされやすく、時にはネット・ミーム化されるアイコニックなアルバム・アートワークのトレンドに合った流れとも言えます。
この機能は、好きなアーティストを応援したいスーパーファンたちが、より手軽に、洗練されたアートワークを作成し、SNSでシェアできる手助けとなります。また、アーティストやレコード会社も、より視認性の高い、オリジナルなアートワークをプレイリストに追加して、ファンとのエンゲージメントを高めることも期待されます。同機能の活用が増えれば、今後、パーソナライズされたプレイリストのアートワークが、ファンダムの強さを示す指標になっていくかもしれません。