ユニバーサル ミュージック グループは、グローバル展開を強化する目的の一環で、スウェーデンに新たなレーベル「デフ・ジャム・レコーディングス・スウェーデン」を立ち上げました。
新レーベルは、長年に渡り、ヒップホップ文化のレーベルとして最前線を走るデフ・ジャム・レコーディングスが得意とするジャンルや文化圏を引き続き踏襲していきます。
ユニバーサル ミュージックは近年、デフ・ジャムのブランドで、世界の主要な音楽市場に進出を果たしてきました。2019年には東南アジアに特化したデフ・ジャム・サウスイースト・アジアが、2020年にはデフ・ジャム・アフリカがナイジェリアと南アフリカで設立され、同年には、ユニバーサル ミュージックUKが0207 デフ・ジャムを設立しました。2022年にはインドと南アジア地域に注力したデフ・ジャム・インディアが設立されました。2024年3月に、ユニバーサル ミュージックは、デフ・ジャム・レコーディングスを含む複数のフロントライン・レーベルを、リパブリック・レコード傘下に置く、戦略的組織変更を行ったばかりでした。
デフ・ジャム・レコーディングス・スウェーデンは、レーベル設立に伴い、AsmeやSarettii、Sebastian Stakset、Zikaiなど、アーティストやラッパーとの契約を発表しました。今後、さらに多くのアーティストとの契約や、プロジェクトを予定しています。新レーベルは、専門のA&Rと制作サポートをアーティストに提供し、ヴァージン・ミュージック・スウェーデンの責任者を務めていたMattias Calisteが統括します。また、ユニバーサル ミュージックが持つ、グローバルネットワークを活用した活動も展開する予定です。