ユニバーサル ミュージック 中国CEOに、元Taihe Music、ソニーミュージックのTimony Xuが就任

ユニバーサル ミュージック グループは、中国事業を担うユニバーサル ミュージック グレーターチャイナ(UMGC)の新しい会長兼CEOにTimothy Xuが就任する人事を発表しました。

UMGCでは中国本土、香港、台湾の全事業を指揮します。

Xuは以前、太合音樂集團（Taihe Music Group）のCEOを2018年から務めてきました。

それ以前の2012年から2016年には、ソニーミュージック・グレーターチャイナの会長兼CEOを務めてきた人物です。その他にも、中国の様々な業界団体やワーキング・グループにも参加してきており、現地の音楽ビジネスや企業に精通している一人です。

ユニバーサル ミュージックでは、2021年から、多くのフロントライン・レーベルが、中国進出を果たしました。

リパブリック・レコード、キャピトル・レコード、EMIレコード、ポリグラムなどが設立され、現地チームが採用されました。また2020年には、BravadoがAlibabaのTmall Globalと契約し、UMGのアーティストグッズの販売展開を始めました。メジャーレーベルの中国進出における大きな目的は、様々なジャンルの次世代アーティストの発掘と育成、そしてUMGのグローバルネットワークとリソースを駆使した世界展開です。

IFPIによれば、中国は2022年には、フランスを抜いて、同国で初めて世界の原盤音楽市場トップ5にランクインしました。