ヤマハ・ミュージックは、アジアやアフリカなど世界で急成長する音楽市場での利用が伸びている、アメリカの音楽ストリーミングサービス「Audiomack」との協業を発表しました。今回の協業によって、ヤマハ・ミュージックは、Audiomackが多くのリスナーを有するアフリカの音楽市場に向けたコンテンツ配信やアーティスト支援の取り組みを強化していきます。

Audiomackは、全世界でアクティブユーザー数が3000万人を超える音楽ストリーミングサービスです。特に、アジアやアフリカの若年層ユーザーを中心に、近年、ストリーミング人気が拡大している地域で人気の音楽サービスとして、音楽業界内で存在感を広げてきました。Audiomackは、欧米の音楽市場では注目が集まりにくいような、ローカルの音楽ジャンルやアーティストの作品をマーケティングする独自の手法によって人気を集めています。

アジア出身アーティストの音楽配信では、南アジアの音楽配信、特にパンジャーブ音楽ジャンルの作品は、全世界で毎月1億6000万回以上の再生を生み出しています。

ヤマハ・ミュージックとAudiomackは、取り組みの第一弾として、アフリカの若手アーティストが参加するコンテスト「Audiomack & Yamaha’s Zinoleesky “Abanikanda” Remix Contest」を開催します。アフリカの次世代アーティストが作品を発表し、注目される機会を創出することで、ローカルアーティストやクリエイターとの関係を強化することが狙いです。