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グーグルの親会社であるアルファベットは、2024年第4四半期と通年の決算を発表しました。その中でYouTubeの最新のデータが明らかになりました。YouTubeの広告収益は、市場の予想を上回り、前年比13.8%増の104億7300万ドルに達し、同社で初めて100億ドルを突破しました。アルファベットによれば、米国の大統領選挙に関する広告出稿が売上を大幅に押し上げました。

YouTubeの地域別収益を分析すると、アジア太平洋地域 (APAC)の収益は前年度9%増加しました。他の地域ではより顕著な成長が見られました。北米は13%増、EMEA (欧州・中東・アフリカ)は11%増、その他のアメリカ地域は22%増の成長を記録しました。

アルファベットはまた、YouTube TV、YouTube Music、YouTube Premium、Google Oneのサブスクリプション製品が大幅に成長し、有料会員数が増加したと述べました。サブスクリプションの有料利用者獲得の成長も著しく、YouTube TVは800万以上、YouTube Music およびYouTube Premiumは1億人以上の利用者(無料トライアルを含む)を獲得しています。ただし、YouTube Music単体に関するデータは開示されません。

YouTubeが近年、注力してきた領域であるYouTubeのテレビ視聴では、引き続き圧倒的な市場シェアを維持しています。調査会社ニールセンのデータによれば、2024年12月では、米国におけるコネクテッドTVでのYouTube視聴は過去最高の11.1%に達しました。他社のストリーミングサービスと比較しても、Netflixが8.5%、Prime Videoが4%、Huluが2.5%、Disney+が2.1%と他社を大きく上回っています。

アルファベットによると、米国のYouTube視聴時間では、テレビがモバイル端末を上回り、主要デバイスとなりました。これは、YouTubeが、スマートフォンやノートPC単体で行われてきた視聴から、リビングでのテレビ視聴との連動に移行が始まっていることを示しています。。YouTubeには毎分500時間以上の動画がアップロードされる中、世界中のYouTubeユーザーは、テレビでのYouTubeコンテンツの視聴時間が1日平均10億時間を超えると述べています。

YouTubeがもう一つ、強化している領域であるポッドキャスト・クリエイターに関するデータも明らかになりました。2024年、テレビでポッドキャストを視聴 (ビデオポッドキャスト含む)した時間は月間4億時間を突破しました。リサーチ会社のエディソンによれば、YouTubeは、米国のポッドキャスト視聴で最も利用されるサービスとなりました。