YouTubeがプラットフォーム上における新たな広告ツールをローンチした。動画広告の制作および編集のためのリソースや時間が不足しているアーティストや小規模レーベルに役立つツールとなっている。
一つは「Bumper Machine」と呼ばれる、スキップ機能のない6秒の短尺広告フォーマットであるバンパー広告を作成するためのツールだ。この新ツールは機械学習技術を使用することで、長い動画から「面白く、よく構成された瞬間」を識別し、それらの瞬間を組み合わせて6秒広告のグループを作り、保存・展開することを可能にするという。ミュージック・ビデオにも活用できるかもしれない。
もう一つは、「Discovery Ads」と呼ばれる、動画素材が何もないがYouTube広告を作りたいという人向けツールだ。「SNS上のキャンペーンから、ベストな画像をアップロードするだけで、GmailやDiscover、YouTube のホームフィードなど、全体的に最大限のパフォーマンスが得られるよう、あなたのメディアミックスを最適化します」とYouTubeは謳っている。予算が少ないキャンペーンを企画している場合は、試してみる価値があるかもしれない。
また、YouTube Musicが、ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアなどを加えた、50カ国で現在利用可能になったことも同時発表されている。